ジョ女子あわせ

彼女は歴代ジョジョの中で唯一の女性であり、「最もタフ」と評される女性です。
三部のジョジョである空条承太郎の実子ですが、
仕事に没頭し家庭を顧みなかった父親を酷く憎んでおり、
物語の終盤になってようやく和解するも、そのまま親子共に死亡してしまいます。
敵の能力が暴走したことにより「世界が一巡」したため、
物語はその後パラレルワールドに移行し、その世界では幸せに過ごすようですが
その状況が読み手からすると非常に切なく、また、運命に流されていた男性の「ジョジョ」と違い
最後まで自らを翻弄する非情な運命に立ち向かった力強い女性として人気も高いです。

彼女は第四部の「ジョジョ」東方仗助の母親です。
少々特殊な間柄になりますが、彼女は第二部の主人公であるジョセフ・ジョースターと不倫関係にあり、
その間に生まれた子供が東方仗助です。
仗助はジョセフの実子ではありますが、第四部開始後しばらくするまでジョセフを見たことはありませんでした。
東方朋子がジョセフ・ジョースターに妻子があることを知っていたかどうかは解りませんが、
決してジョセフを責めることなく、ただ幸せに、愛した男の子供として息子を育んでいます。
それが恋愛の形として正しいかどうかはともかく、
彼女の生き方はやはり美しく、それは息子の東方仗助が持つスタンドが「世界一やさしい」と評される事にもつながっていると思っています。
（スタンド能力は、それを出現させる人間の性質、精神状態などによってかなり左右される為）

彼女は、第三部のジョジョである空条承太郎の母親であり、
第二部のジョジョであるジョセフ・ジョースターの娘です。
空条貞夫（本編では名前のみの登場）と結婚し、日本人として暮らしています。
この部から出現する「スタンド」という能力により、五十日間生死の境をさまよいますが
彼女は自らを救うため戦いに出た父と息子を信じて気丈に振る舞っています。

リサリサ、本名エリザベス・ジョースターは、第二部の主人公であるジョセフ・ジョースターの母に当たります。
エリナ・ジョースターの息子であるジョージ・ジョースター二世（彼は本編に出てきません）の妻であり、
「波紋」と呼ばれる力により外見を若く保っていますが、実際の年齢は五十代です。
そのため、ジョセフ・ジョースターは彼女が実の母親であることを物語のクライマックスまで知りませんでした。
しかし彼女はいつもジョセフを息子として慈しむ心を忘れておらず、
それを隠し通した姿に私は非常な美しさを感じます。

エリナ・ジョースター

彼女は、ジョジョの奇妙な冒険第一部の「ジョジョ」であるジョナサン・ジョースターの妻です。
幼いころからジョナサンに惹かれていましたが、
ジョナサンの敵として登場するディオ・ブランドーとの確執により、
エリナとジョナサンの絆はより強固なものになるのでした。
彼女はジョジョの奇妙な冒険シリーズの主人公たちが背負う「特別な血脈と運命」を開始させたという点で
非常に特別な女性であると言えます。


画像の右の女性がエリナ。左の男性がジョナサン・ジョースターです。